top of page

にわとりハウスのデザイン


くりちゃんハウス

良いにわとりハウスに必要なのは、まずは安全であることで、つぎに快適にすごせることだ。でもデザインが美しいことも捨てがたい。

うちの周りには猫やたぬき、イタチなどにわとりを狙いそうな動物がいる。

それらが侵入できないようにある程度丈夫な造りにする必要がある。横は金網でしっかり囲い、屋根は透明な波板で隙間なく塞ぐ。

入口は網を洗濯ばさみで留めるような形だと心もとないので、きちんとした扉にして金具でロックできるようにしたい。

両開きの扉ならにわとりが出入りするのにも邪魔にならない。

それらを考えるとイレクターではなく木枠で家の形を作ってそこに金網や扉を取り付けるのが良さそう。



しかし木は湿気に弱い。

どこのホームセンターでも手に入る2×4材などは日当たりや風通しが悪い屋外に置いておくと数年で腐ってしまったり虫に食われたりしてしまう。

そこで、屋外、特に庭に置く木製の物は

* 水に強い杉や松を使う

* 塗装する

* 水平な面をできるだけ減らす

* 直接地面に触れないようにする

というのが設計のポイントだ。


杉や松は表面がなめらかに整えられている材は少し高めだが、表面が荒いままのものも下地材として売っていて安く手に入る。

ささくれや凹凸が多い場合は100番のサンドペーパーで軽くこすって表面を整えよう。また木を触ってみて湿った感じがするときは、日陰に広げて数日から一週間くらい乾燥させるといい。塗装は屋外用水性のペイントで問題ない。



ここで、にわとりハウスの床部分は「発酵床」という状態にするのがいいようだ。これはにわとりの糞が臭わず時間が立つとそのまま堆肥になる

というスグレモノのようで、ウチの場合は剪定したオリーブの枝葉を細かく切って20cmくらいの厚さに敷き詰めて、そこに腐葉土、こめぬか、

籾殻などを混ぜて乗せる。乗せた土は枝葉の隙間に入り、全体で30cmくらいの厚みになるようにする。

土の中には隙間が多く、とても水はけが良い。にわとりが快適に過ごすにはにはそれも大事のよう。

つまり地面から30cmの高さのレイズドベッドを作り、その上をにわとりハウスにする。

レイズドベッドは柱をイレクターにして杉板で外側の壁を作り、内壁にポリカーボネートの波板を張る、という構造をしている。

1階がレイズドベッド、2階がにわとりハウスになっているのだが、2階部分は後から取り外せるようにした。

そうすると作業が楽になりそうだし、にわとりを別のところに移している間は普通にレイズドベッドとして植物を植える場所にできる。

堆肥を入れ替えるときのためにも分割式が都合がいい

くりちゃんの横で内部の設置作業

波板で塞いで完成。

閲覧数:6回0件のコメント

ความคิดเห็น


bottom of page